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映画『PERFECT DAYS』観てきた [映画 暇]

先週の寺ヨガのあと母親と別れて、モノレールに乗って立川の映画館に行ってきた。
お寺から少し歩きモノレールで立川北駅まで行き、それから映画館までもスムーズに移動して丁度間に合って、映画を待たずに観れてラッキーだった。
『PERFECT DAYS』という映画を観た。

映画の前半は、役所広司演じる主人公が、都心の方に在る色々な公衆トイレを清掃するシーンが続いた。
街は薄汚れているのに、公衆トイレは異様に近代的でデザイン性?があるというか、普通の一般的なトイレとは外観が明らかに違っていて、こんなトイレが都心には沢山在ったのか……。
主人公は派手なトイレを愚直に真面目に清掃していく日常の中で、一緒に働いている若い男性やトイレの利用者とのちょっとした遣り取りがあり、清掃中ではないが主人公が若い女性たちから好意的な態度を示されたり慕われたりということもあった。
役所広司みたいな人が公衆トイレの清掃の仕事をするはずがないと違和感があったが、今の日本ではそういうこともあるのかも知れない。

私は数か月前、ビルの清掃のアルバイトの面接を受けて落ちた。
これなら出来るかも、と思って応募したが、駄目だった。
そういうことだと思う。

物語の中盤から引き込まれていき、終盤で心が温かく包まれるようだった。
主人公の辛さや報われなさはそのままだけど……。
日本で働く中年や高齢の人々への応援の作品だったのか?
いい作品だった。

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