黒茶トラ（サビ）柄

三十年以上前に飼い始めた、我が家の初代猫は、茶トラの雄と黒茶トラ（サビ）の雌の兄妹だった。
とても好い猫達だった。
若い頃に飼っていたせいか、思い入れが強い。
黒茶トラ（サビ）は、１６歳まで生きたので思い出が多くある。

猫と飼い主にとって、ありがちな最大のイベントは、猫が家から脱出した時ではないかと思う。
黒茶トラ（サビ）は、よく脱出していた。
いなくなったことに気が付いたら、頭の中が猫を心配のあまり、何も手に付かないので探しに行っていた。
いつも猫が捕まるまで、生きた心地がしなかった。
呼んでも全然現れなかったのに、大体２時間したら何処からともなく敷地内まで戻って来ているのを発見する。
大喜びして、大好物のかつお節で呼び寄せて捕まえていた。
いつも帰ってきたその黒茶トラ（サビ）は、私に甘えてきた。
外の世界を満喫したみたいで、普段よりも身体が温かく血行が良くなっていた。
喉のゴロゴロ音も大きくて、大らかで穏やかだった。
少しの間、自然に帰ったことで、この子は幸せを感じているんだなと思った。

黒茶トラ（サビ）の柄の猫は、ほぼ雌だ。
この柄は結構好き嫌いがあると思うが、私はこの柄の猫を見ると、飼っていた猫に対する強い感情が蘇る。
癖になる味というか、何とも言えない魅力がとてもある。

うちの黒茶トラ（サビ）猫エピソードは、こんなのは大したことではない。
信じられないようなことが起きた。
書いたら驚かれるようなこともあるけれど、思い出の中に仕舞っておく。

ありがとう

今日、誕生日だったけれど、歳だから嬉しくはない。
それに誕生日という実感もない。
誕生日とは何だったっけ？って、分からなくなっている。
ボケるような歳ではないんだけど。

でもお祝いメッセージ等を、ありがとうございました。

事前に母親には「プレゼントは要らない」と言っていたが、ドライフラワーの花束を貰った。

この間、美容師さんが「誕生日は母親に感謝する日」ということを言っていた。
でも母親に対して、自分は不甲斐なくて申し訳ない、といった気持ちにもなる。
ドライフラワーなんて貰ったら余計にそう思う。
母親の気持ちが分からないし、私の気持ちも母親に分からないんだろうな。

散歩

今日は、思ったよりも暑くなく、晴れた大安の日曜日で良き日だった。
久し振りに散歩をしたところ、昨日入れたばかりのアプリ「歩数計」で目標の4,000歩を超えた。
忘れずに塗った日焼け止めは、新しく使い始めた韓国製の「パインアメ」だった。
化粧品類は、中々自分に合う物が少ないので、これは大丈夫かな？

今年はエアコンのクリーニングが終わってから冷房を使うように決めていた。
それと厳しい暑さに慣れようと思って、自分の部屋の冷房をあまり使用していなかった。
だから今日は散歩中に、暑さをそれ程感じなかったのかも知れない。
でも日差しが強く、腕や顔がじりじりと痛くて、日焼けしているのがわかった。
眼に映る風景がやたら鮮やかで美しいので、外気が乾燥しているからかなと思った。
少し遅めに干した洗濯物もカラカラに乾いた。

おわり

貼り紙見られた？

エアコンクリーニングの業者に、処世術を書いた紙を見られた可能性が高い。

一週間位前、自分の部屋のエアコンクリーニングを頼んだ。
エアコンクリーニングは男女二人で来てくれた。
エアコンをきれいにしてくれるし、業者に私は敬意を払い、張り切って愛想良くしていた。
業者が作業している間、自分は自室から出ていたが、
貼ってある紙に、自分で編み出した処世術、”困った時ほど愛想良くする”（誰でも考えてる？）というようなことが書いてあった。
それを読んだであろう二人は何を思ったか？
エアコンクリーニング業者が来る前に、部屋の貼り紙は全部撤去したと思っていたら、盲点があったようだ。
机の横に貼ってある紙に業者が帰ってから気が付いて、唖然とした。