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「素晴らしい」について [日記 雑記 生活 文化 音楽 テレビ 不安 暇]

国語辞典関連サイトの記事に拠ると、「すばらしい」という言葉は、江戸時代やそれより昔は、ひどいとかあきれるとか悪い意味として使われることが多かったらしい。
「みすぼらしい」という言葉もある。
昔は「すばる(窄)」「すばる(統)」だったそうだ。
少し窮屈な印象を受ける字だ。
明治以降に、プラスの(良い)意味だけになったという。

ネットで更に調べたら、「素晴らしい」に訳せる英語は沢山あるみたいだ。
wonderful,excellent,amazing,fine,superb,awesome,splendid,magnificent,marvelous,remarkable,
extraordinary,pleasant,phenomenal,prime,astonishing,astounding,……等々。
英語は褒める言葉が多いようで二十語はあった。
他の言語は調べていないので、どうか分からないけれど……。
日本語の「素晴らしい」の言い換え語は、英語に比べて少な目みたいだが類語は調べたら沢山あるようだ。ニュアンスが少し違うからか。
誉め言葉の数が多いのは、何(誰)を褒めるかによって、言葉を変えているからかな?
人間同士のコミュニケーションに係る言葉は複雑で多彩になるのかも。


「素晴らしい」という褒め言葉は日本人の感覚では大袈裟な表現に感じる。
外国(西洋)人の褒め言葉を翻訳する際に使われることが多い。
「素が晴れる」と書くから余程の事で、「目から鱗が落ちる」みたいなのだろう。
ちょっと違うか。
日本人はそんなに褒められたら嫌味にも聞こえることもあるので、使い方は難しい。

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