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父親と病気と猫 [父親]

父親は胃ろうをしていて、今は父親は全然口から食べられないのに、母親と私の分の朝ごはんのおかずを作ってくれる。そういうのを見ていると、父親にも良いところがあるなぁと思う。
胃ろうも出来るところは全部自分でやろうとしているので、そういうところは良いと思う。
最近私が、父親と母親に今までの恨みとか、家族身内に問題があることをよく指摘して、文句を言っているが、父親は殆ど返事をしないで、だからと言って怒ったり怒鳴りもしないで、聞き流している。
それが一番良い対応と言われれば、そうかも知れない。

父親がインフルエンザに罹る前の一月以上前、急にドタンと音がして、洗面台でよく水を飲むうちの猫が洗面所の床で全身をバタつかせて訳のわからない動き、(けいれん?)のような暴れ方をしていた。
猫は自分でもコントロールが出来ないみたいだった。
1~2分位そういう状態が続いて、私は父親にも知らせて「病気かも知れない」と言って、猫には声を掛けていたが、暫くしたら収まっていった。
猫は段々体が普通に動けるようになった。私は猫を抱いて、リビングに連れて行った。
私には猫がリビングで、放心状態になっているように見えた。
そしたら、父親が「動物病院に電話をして、看てくれるか訊いてみなさい」と言って、母親にメールをした。
私は、「もう収まったから、直ぐに病院に連れて行かなくても良いんじゃない?
お父さんが言っていたように攣ったんじゃないの?」と言った。
父親は、「猫が動いていない」と言う。
私は「猫が動かないのは年を取っているから、最近はじっとしていることが多いよ。
それにさっきのけいれんにびっくりして放心状態で動く気になれないんじゃないの。
体が悪そうには見えないよ。」と言った。
そして私は、「お父さんはもっと猫を観察しないと。動かないから体の具合が悪いなんて、大雑把な考え方過ぎるよ。顔も観ていないでしょ。」と言ったら、父親は「万が一の為に言っているのに、お前がそういう風に文句言うなら、もう言わない」と言って怒った。
私は、「最近病院に連れて行っていないし、健康診断と爪を切ってもらって、先生に相談した方が良いと思うよ。早めに連れて行った方がいいと思う。心配してくれるのは有難いから、もう言わないとか極端な事言わないでよ。」と言った。
父親は「これから病院に行かなきゃいけないから、どっちにしても僕は動物病院には連れて行けないから、
お母さんにメールをしたんだよ。」と言った。
結局そんな喧嘩みたいになってしまった。
父親が病院に出掛けて、母親が帰ってきたら今度は母親と、猫の事で喧嘩口調になってしまいながらも、母親が車を出してくれて、猫を動物病院に連れて行ってくれた。獣医さんは、「腎臓病の猫は、けいれんを起こすこともある」と言っていたらしい。
結局、猫は無事だったから良かった。




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